写真を上手に撮るためには。構図や撮影テクニックについてのまとめ!

普段、みなさんは写真を撮るときに、どんなことを意識していますか?
どこに、どんなものを置いて、どのような構図で…。
当然、人によって違いますし、プロでもないんでそんなの気にしないで撮るのも全然ありです。
むしろ、無意識に定番な構図で撮れていたりする人も居ます。
でも、大前提として、写真を楽しんで撮るということが一番大事です。
カメラを買ってから10か月。もうそんなに経つのかよ…って感じですが、見返してみると、上達してきていると実感します。
いまだにピントが合ってないとか、そういうのはたまにありますが、全体的に暗くなったり白飛びしたりが少なくなったり、シャッタースピードを操って、狙ったとおりに撮ることが出来るようになったりと、日々成長を実感しています。
しかし、物足りないと感じるのが、どの写真を見ても、わりと似たような構図。
そりゃそうだ。だって知ってる構図が「三分割法」しかないんだもん!
そんな私が、調べて納得した構図や撮影テクニックを、自分が撮った写真と照らし合わせてまとめてみます。
あらかじめ言っておきます、ちょっと長くなるかもしれませんし、初心者のまとめなので分かりづらい・間違いがある…かも知れませんが、よろしければお付き合いください。
目次
●そもそも「魅力的な写真」というのは何で決まるのか
写真を撮りたいと思ったときや、カメラを構えているとき、ファインダーを覗いて撮りたい画を決める瞬間がありますよね。
その「撮影範囲」や「撮影した後にトリミングしようかなと思っている範囲」を決めることをフレーミングと呼ぶ。
魅力的な写真かどうか?のポイントは、このフレーミングにかかっています。
ヨコなの?タテなの?アングルは?など、写真を撮る人のセンスで、被写体と背景をどのように収めるかを決めますよね。
で、このフレーミングを行う際に、気を付けるべき点が。
それは、「写真の主役が一目で把握できるかどうか」です。
(過去のダメな写真を自らUPして戒める。この恥ずかしさ)
これだと、花がメインなんだか蝶々がメインなんだか、はたまた草がメインなんだか、意味わかんないごちゃごちゃした感じになってます。
ちなみに、これをみて、この時の私が何を撮りたかったか分かりますか?
私は分かりません いや、本当に分からない。
で、その主役が一目で分かるようにする、さらにいうと主役を引き立てるのに必要となってくるのが、今回のテーマでもある「構図」です。
●構図のいろは
①三分割法
基本中の基本と言われています。かくいう私も、これから入りました。というかこれしか知らない
その名の通り、画面を三分割して、交点に被写体や背景の線を配置することで綺麗にスッキリと見せることが出来ます。
これで言うと、右にある観覧車が右下の交点付近にあるのと、手前の赤レンガ倉庫の屋根が横三分割の線に合わせてあるので、三分割法と言えるのではないでしょうか。
もっとちゃんと、かっちりと決める場合、最近のカメラにはグリッドライン(縦と横の線)を表示させる機能もありますので、最初のうちは表示しながら撮影すると感覚が掴めるかも知れないですね。
ちょっと横が三分割とは言い難いですが…。
被写体の視線も気にするといいとのこと。
視線の先には空間(スペース)があると開放感があって気持ちの良い写真になるそう。
他には、横にだけ三分割するという方法も。
この場合だと、上は空の青い部分で中は赤い部分と雲。下は海。みたいな感じですかね。
どういう時に使うの?って言われると…ちょっと分かりませんが、あくまでも、こんな感じ…ってニュアンスで(´Д`)
因みにですが、これに近い方法で、「四分割法」なんてのもあります。
考え方は一緒で、縦と横を四分割して、その交点に交わる点に被写体を。
三分割法より難しいですし、ロケーションを選びます。
参考画像はありません。いや、ごめんなさい…よほど広いところじゃないと撮れなさそうなのと、意識したことが無いです(´Д`)
けど、今回頭に入ったんで、そのうち撮れたら追記します。
②日の丸構図
目標をセンターに入れてスイッチ…
これは、そのまんまですね!見せたいものをど真ん中にドーン!!!
最も使いやすくて、誰しもが意識せずにやっている構図。
撮りたてのころ、よくありました。気づいたら殆どの写真が真ん中にドーンて…。
背景をボカさないと、ドーン!て感じにならないので、そこはしっかりと。
問題は、工夫をしないと飽きられてしまうところですかね。
③額縁構図
本当は、もっと引いて撮れれば…。
こんな感じで、被写体の周囲を囲むことで被写体を強調する構図。
囲んでる感じが強調されればされるほど、枠内の被写体が目立ちます。今回はスマホでやっていますが、一般的なのは穴や窓。
④サンドウィッチ構図
被写体を強調するということで、額縁構図と似ています。あんまり良いのが無かった。
左右、または上下で被写体を挟み込むことで見せたいものを強調する。
あんまりいい写真ではないですが、上の写真でいうと、左右の絶壁で中央の海を挟み込んで、視線をそこに持って行ってます。
⑤三角構図
個人的に一発でイメージ出来たのが、並木道。
本当は、地が大きくて天が小さいほうが綺麗に見えるとのこと。
この写真の場合、もっと地面(真ん中の歩道部分)の先を画の中心よりちょっと上に持ってくるとバランスが良かったと思います。
こんな感じですかね。
こっちは、それっぽいですね。これは、上でも出てきた日の丸構図と三角構図を合わせた感じになっていますね。
三角構図には
・三角の範囲に中に被写体を配置する「平面的三角構図」
・背景の線を三角に配置する「立体的三角構図」
があります。
時と場合によって使い分けが必要になってきそうです。
⑥トンネル構図
周囲を暗くしたりすることで、被写体のある真ん中、もしくは見せたい箇所へと視線を誘導する構図。
ちょっとこの場合だと、上に出てきた額縁構図っぽいですが、ニュアンスで…ごめんなさい(´Д`)
暗くするだけではなく、例えば花や草の合間からなど、そういった時に使える構図だと思います。
いや、しかしこのトカゲなんだか何だか、かっこいい。微妙に青いんですよね。見た時は持って帰りたいと思いました。
⑦放射構図
奥に向かって狭くなっていく。
写真に「収束点」を作り、奥行きを演出する構図です。基本的にヒキ(広角よりに)で撮影する。
上の写真だと、左下から右奥へと向かっていて、川の流れ、その横の草、右の壁の線などが奥の収束点に向かって伸びています。
他には、道路や線路、その上を走る車やバイク、電車などを合わせて放射構図に取り込むと良さげな写真が撮れそう。
⑧視線誘導構図
良い写真がありませんでした。
原理的に、上の放射構図と同じっぽいですが、手前から左奥に伸びていく道がポイント。
本当は、白い道の部分が奥に消えていって「消失点」があると、もっといいんですが…。
消失点を作ることによって、視線が誘導される。
⑨対角線構図
写真は基本的には水平を取るべきですが、あえて対角を作る。
この写真で言うと、見た目は一見水平ですが、良く見ると背景の山と空のコントラストの線は対角線になっています。
そうすることで、奥行きが生まれるそう。意外とポピュラーなんですって。
ポピュラー といいながら私は知らなかったので、この1枚しかありませんでした。
しかもこれも特に狙って撮ったわけでは無いので、たまたまです。ニュアンスが伝わればry
●まとめ
いかがでしたでしょうか?
いままで、三分割法しか知らなかった私ですが、調べながら写真を見ることで、意外と?色んな構図で撮っていたことが分かりました。
しかし、ちゃんと狙っているわけではないので、どれも中途半端感が否めません。
拙い写真ですが、参考になればと思います。
普段、「自分が撮った写真は、同じようなものばかりだな?」とお考えだったり、今まで構図を意識していなかったという方も、これを機に色んな構図を試しながら撮影してみては如何でしょうか。
頭で理解しても、撮れるかどうかは別。やはり実践あるのみです。
けど、やはり一番は写真を楽しく撮ること!これに尽きると思います。
構図を意識しすぎて、上手く撮れなさ過ぎて写真を撮るのが嫌になる方も居るかもしれません。
だから、無理して意識しなくていいと思います!
初心者ながら、色々とまとめてみて、楽しかったし、勉強になりました。
間違った解説が中にはあるかもしれないので、気になった方は、もっと深く調べてみてください。
それでは。
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