今年の神奈川県は、あまり紅葉が見られない…!
けど諦めたくない!ので、今回は神奈川県秦野市にある「弘法山」に紅葉を求めて行ってきました!
しかも今回はハイキングあり!
弘法山自体は、標高が235mの小さめの山ですが、ここは4つの山が連なっていまして(浅間山、権現山、弘法山、吾妻山)
この内の浅間山(せんげんやま)、権現山(ごんげんやま)、弘法山(こうぼうやま)の3つの山一帯を弘法山公園と呼びます。しかもここは県立自然公園にも指定されています。
春には2000本以上の桜が咲き、桜の名所としても有名です。
なにより、あまり高くないので、ハイキング感覚で登れるのがイイ!
というより、ハイキングコースになっているためか、大部分が舗装されています。そのため、かなり歩きやすいです。(中には急な場所もありますので、足元には十分気を付けてください)
駅で言うと、小田急線の秦野駅から鶴巻温泉駅の間。距離にすると約7.5km。順調にいけば2時間10分ほどで歩けるみたいです。
ま、今回は写真を撮りまくったので4時間ほどかかりましたけど(・∀・)ゆっくり森林浴をして癒されました。
(今回散策したコースはコチラ→弘法山公園~吾妻山コース)
この弘法山公園は、かながわの景勝50選、かながわの探鳥地50選、かながわの花の名所100選、関東の富士見百景に選ばれています。
晴れていると、富士山も見えますし、小さいですが江ノ島なども見えます。
そんなこんなで、私の弘法山公園オススメスポットを写真付きでまとめてみます。
目次
●小田急線秦野駅から弘法山公園入り口まで
電車ですと、新宿から快速急行で1時間ほど。横浜からだと、相鉄線経由で1時間ほどのところにあります。
秦野駅北口を出て15分ほど歩くと弘法山公園入口に着きます。
(道中の写真は撮り忘れバッサリカット!)
入口には、ちゃんと看板もあり、分かりやすいです。
●弘法山公園入口から浅間山まで
先ほど、「登りやすい・ハイキング気分で」とか言いましたが、秦野駅側から来ると最初だけ結構な登りです。
この日は、前日が雨だったので地面や落ち葉が結構濡れていて滑りやすかったです。
舗装してあり、階段が設置されていますが、このように人が一人通れるほどの道しかありませんので、すれ違う時など足元に十分気を付けてください。
木々で覆いつくされてるわけではないので、時折差し込む太陽光がとても綺麗。
普通にハイキングをするのでも楽しいですし、写真やカメラが趣味の方だと、写真を撮るポイントがたくさんあって、楽しいと思います。
光がイイ感じに入るので、こんな幻想的な写真も撮れます。
ここの階段部分は、ほんとトトロに出てきそうな雰囲気でした。
さて、階段を登り切ったところは一つ目の山「浅間山」の頂上です。
開けた場所からは、晴れていれば富士山も見えますし、足元には秦野の街並みが見えます。
ここから秦野駅を見ると「結構歩いてきたな」って気分になります。
ここには看板と、屋根付きベンチがありますので少し休憩しておくのも良いかも!
この先、少し進んだところにトイレもあります。
ここでお弁当を食べたい気もしなくもありませんが、この先にもっと良い所があるので我慢我慢!
●浅間山から権現山展望台まで
さて、浅間山でトイレ休憩などを済ませたら、次は弘法山公園の中で一番高い所「権現山」の山頂にある展望台を目指します。
道なりに進むと道路がありますので、そこを渡って少し登ると権現山の山頂です。
ここでお弁当タイムにするのがイイと思います!見晴らしもいいし、ベンチもいくつかあります。
展望台からは360°パノラマで自然や秦野の街並みを見ることができます。(大事な展望台の写真を撮り忘れました)
ここからは富士山はもちろん、江ノ島や相模湾が一望できます。
(江ノ島が見える方向に目印あり)
ほのかに色づいていますが!やはり紅葉見ごろとは言えない…うーむ。
というか、なんだか今年の紅葉は色が変な感じがします。残念。
●権現山から弘法山まで
権現山の展望台で充分な休憩を取ったら、出発。次に目指すは弘法山です。
少し道を逸れて、バードウォッチングが出来るコースもあるので、権現山展望台にある地図をチェックして、進む方向を決めてみてください。
今回は、バードウォッチングコースじゃない方を選びました。
いきなり舗装された階段が目の前に現れます。(本来は下りです。振り向いて撮ってみました)
ここから先は、ほとんどの区間が舗装されていたり、ほぼ平坦な道が続くのでとても歩きやすいコースとなっています。
止まらずに歩くと15分~20分ほどで弘法山に到着します。
頂上の手前は長い階段!インスタ映え写真映えしますね!
ここの途中にも有料ですが、トイレがあります。
無事に登りきると弘法山の頂上です!
大きな鐘と古井戸が特徴的で、先ほどの二つの山の頂上とは違った雰囲気があります。緑に囲まれて落ち着いた雰囲気。
ここには、とても大きなイチョウの木があります。とにかく大きいのと、綺麗に色づいていたので存在感がありました。
こちらにも、いくつかベンチがありましたので、少し休憩しておくことをオススメします。
なんといっても、この先が長い!
途中で「東海大学前駅」付近に行ける道もあるので、疲れたらそこから駅に向かってもいいかもしれません。
もちろん、今回のゴールは鶴巻温泉駅なので、東海大学前駅には寄りません。
●弘法山から吾妻山を抜けて鶴巻温泉駅へ
弘法山山頂にはお堂がありまして、その裏手から吾妻山への道が続いてます。
ここからは、全体的に緩やかですが、アップダウンを繰り返すのと、所々で道が分かれているので、しっかりと道標を確認しながら進んでいきます。
…道中、とにかく木!木!木!だったので、あまり特徴的な写真が無いのですが、1か所だけ!それこそトトロっぽかった場所が!
木のトンネル!
…なんとなく、なんとなくです。トトロっぽいことにしておいてください…www
ラストの疲れを吹き飛ばすように、思い切り森林浴をしつつ、鶴巻温泉駅へ向かいます。
吾妻山から鶴巻温泉駅へ抜ける際、急に住宅街に出ます。
近隣の住民の皆様に迷惑にならないように、静かに進みます。
目の前に高速道路のガードがありますので、そこを抜けると道標があります。その通りに進んで約7分ほど。鶴巻温泉駅へ到着です。
ちなみに鶴巻温泉駅の手前には、日帰り温泉施設「弘法の里湯」がありますので、ハイキングの疲れを癒して帰るのも良いと思います。
サッと入れる足湯もありました。
(弘法の里湯の公式サイトはコチラから)
●まとめ
今回は秋の紅葉を目的に弘法山公園を散策しました。
本当に登山初心者でも歩きやすいところでしたので、気になる方は行ってみてください。
機会があれば、春の桜のシーズンにも足を運んでみたいと思いました。