ありがちなタイトルから繰り出される、この感じ。許してください!
カメラの事について色々調べている時に気づいたのですが…。
知らない単語・用語が多すぎる!!
カメラを趣味にしている方のブログなどを読ませてもらっていると、分からない言葉がたくさん出てくる出てくる…。
用語が分からないということは、その文章の意味が分からない!読んでも意味が無くなってしまう!
ということで、そんな初心者な私が、分からない用語についてまとめてみようと思います。
挙げたらキリがないし、無駄に長くなっちゃうと思うので、よく出てくるカメラ用語にします。
「これって、どんな意味だっけな?」って思ったときの参考になればと思います。
分からない用語が出てくるたびに、追記していこうと思います。
もし、間違いがありましたら、お手数ですがコメントにて教えていただけると幸いです。
●ア行
・アウトフォーカス
ピントが合っていないこと。
絞りを調整して、画面の中にピントの範囲から外してぼかした部分を入れること。
ピンボケではありません。
風景写真を撮るときに、手前にある草などをぼかして入れたり、花を撮るときにバックをぼかして花を際立たせたり。
・赤目現象(あかめげんしょう)
フラッシュ撮影で、写っている人物などの目が赤くなってしまう現象のこと。
だいたいのカメラには、赤目になるのを弱めるための「赤目軽減モード」というものがあります。
暗い場所での撮影で使うことで効果が現れる。本発光の前に予備発光させる仕組みである。
・アスペクト比
画面の縦横比。
デジタル一眼レフで一般的に使われる規格は3:2です。
因みに、アナログテレビやVHSなどは4:3(スタンダード)
テレビ(地デジ)、映画、YouTube、ミュージックビデオなどは16:9(ワイド)
・後ピン(あとぴん)
本来ピントが合っていなければならないところのピントが甘く、それより後ろのほうにピントが合ってしまう様子。
オートフォーカスの風景や花の撮影、人物の撮影で、撮りたい被写体の後ろに重なるものがあるときに、後ピンになりやすい為、注意が必要。
・ISO感度(いそかんど)
デジタルカメラが光を捉える能力を表す値。
ISO感度を上げると光を捉える能力が上がり、暗い場所でも被写体を明るく写すことが出来る。
フラッシュとは異なり、全体が明るくなります。
利点は、暗い所でもシャッタースピードを速くすることが出来るので、手ぶれや被写体ぶれを防げる。
欠点は、ISO感度を上げていくと出来上がりの写真にざらつきが発生する。
必要以上に上げすぎないことが大事。
また、各カメラには適正感度というものが設定されており(大体はISO100~200)その値を目安に撮影することで、綺麗な写真を撮るのに重要なポイントとなる。
・F値
絞り値のこと。
レンズの明るさと、絞りの大きさを表す数値です。
この値が小さいほど明るいことを示す。
開放F値とは、レンズの絞り羽根を最大まで開ききった状態の明るさのこと。
一般的には同じ焦点距離のレンズでは、レンズの口径が大きいほど、集められる光の量が多くなる=開放F値も小さくなる。
開放F値の小さなレンズの場合、取り込める光の量が多いので、暗い場所でもシャッタースピードが上げられ、結果的に手ぶれや被写体ぶれを避けることが出来る。
F値が小さければ小さいほど、被写体深度も浅くなる為、被写体の前後がボケた柔らかい写真が撮れる。
また、F値が大きいと、被写体深度が深くなり、画面全体にピントが合った写真が撮れる。
●カ行
・画角(がかく)
レンズが写せる範囲の事(角度)
画角が小さいと狭く切り取られた範囲が写り、画角が大きいと広く全体を写すことが出来る。
望遠レンズは画角が小さく、広角レンズは画角が大きい。
・画質
仕上がった写真の写り具合を、カメラからプリント仕上げまでの結果として総合的に評価する用語。
ピントのシャープさ、トーンのなめらかさ、粒状の細かさ、明部や暗部の写りの細やかさ、色再現の豊かさなどを言う。
・画素
画素とは、光を捉えてデジタルの写真に変換する撮像素子を構成する小さな部品のこと。
この素子の一つ一つが写真を作り出す最も小さな点に対応し、その点が集まり写真となる。
2000万画素のデジタルカメラで撮った写真は、2000万個の色の点で描かれた写真ということになります。
・逆光
被写体の背後からカメラに向かって太陽が照らす状態の照明条件。
そのままオートで撮ると、人は黒く写ってしまい、影のようになる。
逆光補正をかけることで明るく撮れるが、あえて逆光を活かして上手に撮ると光の美しさを捉えることもできる。
・黒つぶれ
写真の中で、暗すぎて真っ黒になってしまった部分のこと。
白飛びに比べると、暗いほうが後から加工はしやすいです。
・構図
被写体を写真のどの部分に、どのように配置して撮影するかという考え方。
こちらは、まとめ記事を作りましたので、是非覗いてみてください
→写真を上手く撮るためには。構図や撮影テクニックについて学ぶ
●サ行
・白とび
写真の中で、明るくなりすぎて真っ白になった部分のこと。
白とび部分は修正のしようがなく、加工も出来ないので、避けること。
・絞り優先AE
絞り値を自分で決めて、シャッタースピードの値をカメラに任せて自動調整する撮影方法。
絞りは開けば開くほど被写体の前後がボケて、絞れば絞るほど被写体の前後にもピントが合うようになるため、ボケ感をコントロールした撮影をしたいときに利用する撮影方法。
・シャッタースピード優先AE
シャッタースピードの値を自分で決めて、絞り値をカメラに任せて自動調整する撮影方法。
シャッタースピードを遅くすると動いているものがブレて、早いと動くのある被写体を止めて写せる。
・接写
1m以上離れて撮る事の多い通常の撮影に対して、1m以内での撮影のことを言う。
花のアップや小物の撮影など。大体40㎝くらいまでは通常のレンズでも近寄れるが、更に接近しようとするとマクロレンズの使用が勧められる。
●タ行
・単焦点レンズ(たんしょうてんれんず)
ズームが出来ない、焦点距離が固定されたレンズのこと。
単焦点=ピントが固定→オートフォーカスが出来ないと誤解する人が多いが、それは間違い。
ズーム出来ない為、色んな写真を撮りたい場合は複数のレンズを持ち歩かなければならない。
だが、以下のような長所がある。
・レンズ構成枚数が少ない為、画の再現性が良い(目で見たままの写真を撮ることが出来る)
・その焦点に最適の設定がされているため、ズームレンズで起こりうる画のゆがみが生じない
・動感
写真は、動いている被写体を瞬間的に止めて写すが、この時の高速感や移動感を表す言葉。
躍動的な一瞬を高速で捉えたり、スローシャッターで意図的にぶらしてみたり、流し撮り(追い写し)で背景を流したりして写す。
●ナ行
・流し撮り
追い写しともいう。車や列車など高速で走行する被写体を写すときに、遅いシャッター速度で被写体を追いながら写すテクニック。
背景が流れているように写るため、被写体の速さが強調される。
・ノイズ
撮影した写真に見られる、ざらつきのこと。
ISO感度が高かったり、シャッタースピードを遅く設定したときに発生しやすい。
●ハ行
・パンフォーカス
カメラに近い被写体から遠くまでピントを合わせて写すこと。
・被写界深度
ピントは、ある一か所にしか合わないが、その前後も見た目でシャープに見える範囲(深度)があり、この深さのことを言う。
レンズの絞りを開けて写すほど、被写界深度は浅くなり、焦点距離の短い広角レンズほど深くなる。
・ポートレート
人物写真の中で、肖像撮影の写真のことを言う。
真正面からではなく、半身の構えで顔は正面よりで撮るのが常道。
●マ行
・前ピン(まえぴん)
本来ピントが合っていなければならないところのピントが甘く、それより前のほうにピントが合ってしまう様子。
オートフォーカスの風景の撮影で、撮りたい被写体の前に横切るものがあるときのミスによることが多い。
・マニュアルフォーカス
自分でレンズのフォーカスリングを回し、ピントを合わせること。
コントラストの低い被写体や暗い場所ではオートフォーカスが正しく作用しないこともあるため、そのような時に使う。
●ヤ行
・指がかり
コンパクトカメラなど、レンズが前にあまり出ていないカメラで、構えた手の指がレンズの前にかかって、大きくぼけて写りこんでしまった失敗。
デジタル一眼レフでは、あまり起こらないが、スマートフォンなどで撮影したときに起こりやすい失敗である。
●ラ行
・露出
デジタルカメラで写真を撮るとき、光をフィルム代わりの撮像素子に当てることで撮影することができ、そのときに光を「どれくらいの量」で「どれくらいの時間」当てるかによって写真の明るさが決まる。
当てた光の量を露出値と言いますが、それらを総称して露出と呼ぶこともある。
デジタル一眼レフカメラでは露出をコントロールする自動露出機能が搭載されている。
・RAW画像(ろーがぞう)
デジタル一眼レフカメラなど上位のデジタルカメラで記録可能な画像形式。
一般的には写真としてJPEG画像を生成するが、RAW画像はJPEG画像を生成する元となる「生」の画像データ。
簡単に言うと、現像前のフィルム。
なので、露出やコントラスト、ホワイトバランスやカラーバランス、明度、彩度など、撮影した後からでも補正や加工ができる。さらにはノイズ除去なども。
大事な画像はRAWで撮影しておくと安全だが、データサイズがかなり大きくなるので注意。
設定によっては、RAWとJPEGを同時に保存できたりもする。
以上、用語集でした。
また分からないものが出てきたら追記していきます。